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2010 年04 月23 日

高速料金値上げ迷走?

 高速料金の値上げをめぐって政府・民主党のちぐはぐ・迷走が続いているという。新聞や報道番組は、国交相と民主党幹事長のさやあて、首相がその間で玉虫色の発言をしていることばっかりとりあげている。

 しかし、自民党時代は、国交省が値上げすると決めたら、もう見直しはありえなかった。しかし、今は、民意を反映して見直しをするということがあり得るということだ。しかも、首相の真意は国会で議論して決めましょうということで、「現時点では見直しはない」というのだから、国会の議論を重視するという意味で、とても民主的なことだ。これまで国会で議論しても何も変わらなかったことを思い出せば、国会でこの国のあり方・政策が決まるというのだから、とてもいいことではないか。
 省・行政の議論だけで決まるのではなく、民意を受けた政党の議論がそこに入り込み、さらに国会で審議を尽くし、最後に首相が決断する。まさに民主主義そのものであって、何ら非難するに値しない。

 それを「迷走」という視点でしか政治をみれないマスコミの貧弱さ、民主主義慣れしていないマスコミの限界をみるべきだ。

投稿者:ゆかわat 20 :10| ビジネス | コメント(0 )

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